鉄鋼製品とアルミニウムの関税措置は同盟国などを含めてすべての国が対象となるが、トランプ大統領の1期目で関税対象から除外されていたオーストラリアではアルバニージー首相が「友好的な行為ではない」と述べて非難している。トランプ大統領は首相に対してオーストラリアの除外を検討することに同意していた。オーストラリアは1期目のトランプ政権が導入した鉄鋼アルミニウム関税から除外されていた。オーストラリアは代償を払うのはアメリカの消費者だとして除外に向けて説得を続ける考え。オーストラリアのアメリカへの鉄鋼アルミニウムの輸出は年間およそ10億ドル相当でオーストラリアの輸出総額の1%以下。オーストラリア最大の鉄鋼メーカーも関税の決定に失望している。トランプ大統領は「自分は常に正しい」と述べており少なくとも今のところ、屈していない。