EUの首脳会議が20日に開催され、ウクライナ・ゼレンスキー大統領もオンラインで参加し、ウクライナに対するEUの支援策について協議した。協議の結果、ウクライナへの軍事支援を強化することやロシアに対して責任を追及することなどを盛り込んだ文書をまとめたが、ハンガリー・オルバン首相が反対したため合意には至らず、文書は、残る26か国で採択した。ウクライナ・ゼレンスキー大統領は、19日にアメリカ・トランプ大統領と行った電話会談について、「ザポリージャ原発の所有権については協議していない」との認識を示した。アメリカ側は、「トランプ大統領が、ザポリージャ原発をアメリカが所有することを提案した」と発表した。