レビット報道官は1日の記者会見で、日程や詳細は調整中とした上で、トランプ氏が5月にサウジアラビアを訪問すると明らかにした。トランプ氏は1期目もサウジアラビアを初の外遊先に選んでいて、両国の経済的な結び付きを強化する狙いがある。また、ウクライナ侵攻の終結に向け、ロシアのプーチン大統領との会談をサウジアラビアで行いたい意向も示しており、連携を深める目的もある。CNNテレビによるとロシアのプーチン大統領の側近ドミトリエフ氏がのウィトコフ中東担当特使とワシントンで会談する。ドミトリエフ氏は、ウクライナ侵攻以降、入国禁止の制裁の対象となっていて、ロシア高官によるワシントン訪問は2022年以降初めてとなる。