株式市場の動きについて崔真淑が解説。トランプ関税の影響で株価が大きく下がっている。アジア圏でも特に日本株の下げが目立ち、トランプ大統領との交渉の顔が見えない不安がある。このままいくとGDPに対して0.2%から0.6%程のマイナスになる。今日の株式市場は輸出産業の株価だけでなく、円高の影響を受けやすいはずの内需関連、スーパーや株メーカーも軒並み株価が下落している。自動車産業は雇用や景気の入口が役割な為、関税率が24%となれば大手自動車メーカーの営業利益は3割程吹き飛ぶ試算もある。起業にも投資家にも安心感を与える為に、早急に日米対話が具体的に進む必要がある。アメリカは中国を意識しており、日本は地理的に重要なポジションであるだけにパートナーでいたいインセンティブもある。