相互関税について小田島拓也が解説。共和党の支持者の間ではトランプ大統領の関税政策への支持は圧倒的に高くなっている。製造業の国内回帰などアメリカを豊かにする主張が今のところは受け入れられている。一方、各種世論調査では関税政策について半数以上が反対している。すでに影響を受けている農家や企業からは見直しを強く求める声が多く聞かれる。今後関税政策でインフレが加速すれば反発が一段と広がることも十分あり得る。トランプ大統領は同盟国、友好国との交渉を優先するよう指示したとされ、各国との交渉を進めていくという発言が閣僚などから相次いでいる。ただアメリカが長年解決出来なかった貿易赤字を解消するというトランプ大統領の決意には硬いものがある。