トランプ政権は日本時間今日午後1時過ぎに中国に対して84%の追加関税を課しており、すでに発動している関税と合わせると104%の関税を発動したことになる。これに対し中国政府は9日、アメリカからの全ての輸入品にアメリカ側と同じ追加関税を課す為、計84%の税率を課すと明らかにした。発動は日本時間の明日午後1時1分としている。アメリカは既にほぼ全ての国と地域に対して一律10%の関税を発動しているが、中国の他にも貿易赤字の大きい約60の国と地域に対して相互関税を今日午後に発動した。日本に対しては24%、EUは20%などになる。トランプ大統領は日本を含む70近くの国や地域と交渉を開始していると明らかにしており、日本に対しては農産品などの市場開放を求めている。