今日の東京外国為替市場は、トランプ大統領が自身のSNSで非関税障壁の例の1つに「為替」を挙げたことを受けて、投資家の間で今後日本にドル高の是正を求めてくるのではないかといった観測が広がり、次第に円を買う動きが強まって昼前には去年9月以来7か月ぶりとなる1ドル=140円台まで円高が進んだ。現在は1ドル=140円72銭~73銭で取引されている。市場関係者は「今週予定されている加藤財務相とベッセント財務長官との会談でも為替が議題になり、米側がドル高の是正を求めるのではないかといった見方が出ていて、円高ドル安につながっている」と話している。