トランプ大統領は14日、訪問先のサウジアラビアでシリアのシャラア暫定大統領と初会談した。ムハンマド皇太子も同席した他、トルコのエルドアン大統領も電話で参加したという。ホワイトハウスによると、トランプ大統領はシャラア氏にシリアで歴史的な偉業を成し遂げる絶好の機会だとし、敵対関係にあるイスラエルとの関係の正常化を求めたという。また、イスラム国の復活を防ぐためアメリカへの協力を強く求めた。シャラア氏は石油・ガス分野におけるアメリカ企業の投資を訴えた。トランプ大統領は会談前日に、対シリア制裁を解除する方針を示した。