3メガバンク 最終利益4兆円規模。経済アナリストの馬渕磨理子氏は「こういった業績を支えているのが金利のある世界の復活。一方で金利に頼らない収益の拡大にも注力している。これは主に融資以外の業務から得られる収益を言う。具体的にはコンサルティング業務、不動産売買、さらには資産運用などが該当してくる。かつて銀行員というのは口座の開設や定期預金の獲得に奔走していたが今は資産形成やライフプランの設計の頼れるパートナーとしての役割が増えてきている。(不安材料について)金利のある世界は収益を生む大きな追い風ならば、その逆の向かい風と言えるのはトランプ氏のいる世界。資金需要に不透明さがでてきている。さらには銀行の利益の積み増しのところにプラスに働いてくる利上げが後ろにずれればずれるほど銀行経営にとってはすこしマイナスになってくる。世界経済動向・地政学リスクを懸念」などコメント。