海の環境保全などを話し合う国連海洋会議がフランスで開かれた。会議では海洋資源の持続可能な利用などについて話し合われたが、各国の足並みの乱れも露わとなった。注目を集めたのが公海での資源開発。トランプ大統領は化石燃料の開発を推進してきたが、公海での改定の鉱物資源の採掘も推し進める方針を打ち出した。生態系への悪影響も懸念され、グテーレス事務総長らから反対の声を相次いだが、アメリカはオブザーバー参加にとどまった。国連海洋法条約では公海の深海の鉱物資源は人物共通のものとされており、どう守り持続可能なものにするかが問われている。