赤沢経済再生担当大臣がトランプ政権閣僚との5回目の関税協議に向けアメリカに出発。赤沢大臣は「見直しを求めるということを強く申し入れるという立場」とコメント。今月中旬に予定されている日米首脳会談に向けて、日本側はトランプ政権側との協議を加速させ合意に近づけたい考え。日本はこれまで自動車への追加関税の撤廃を強く求めている。関係者によると、トランプ大統領は日本との貿易赤字を解消することにこだわっていて、日本からの輸出額3割ほどを占める自動車への関税見直しには難色を示している。アメリカ通商代表部(USTREAM)が各国に関税措置の最善策を提示するよう書簡を送付したことについて、赤沢大臣は「書簡を受け取ったという事実はない」と述べた。