相互関税の一時停止措置の期限が来月9日に迫る中、合意に至ることができない日本とアメリカ。その期限についてトランプ大統領は「延長することも短縮することも望むようにできる」と発言した。ラトニック商務長官と閣僚交渉を行った赤澤経済再生相は、あす帰国予定だったが、ベッセント財務長官も含めてさらなる交渉を行うため滞在期間を延長する。トランプ大統領は、自身のSNSでカナダとの貿易に関するあらゆる協議を直ちに打ち切ると表明。カナダが導入したデジタルサービス税が米大手IT企業を狙い撃ちなどと非難した。その上でカナダに新たな関税を課す意向を示した。16日にはトランプ大統領とカナダのカーニー首相が会談。30日以内の合意を目指すことで一致していたがアメリカ側が打ち切る展開に。