アメリカのトランプ大統領は、USAIDを排除すると発言。対外援助の削減を推し進めている。支援現場を取材。コロンビア・マイカオではかつて使われていた空港の敷地にベネズエラから避難してきた人たちが住み着いている。水道などは整備されていない。アメリカなど国際社会からの生活支援で支えられていたが、最近多くの支援団体が撤退。地元の自治体によると、この地域で活動する支援団体のほとんどがトランプ政権発足後、活動できない状態に陥ったという。セーブ・ザ・チルドレンの活動資金は3割減少。児童労働から子どもを守る居場所づくりも休止に。乳幼児の栄養管理、心理的なサポートの事業は続いている。武装組織に子どもたちが取り込まれ、犯罪に加担させられるケースが相次いでいる。コロンビアでは1月以降、武装組織どうしの衝突が激しさをまし5万人超の新たな国内避難民が発生。しかしUNHCRは活動資金の15%しか集まらず、十分な支援が行えない状態。