先週の株式市場ではS&P500指数、ナスダックが最高値を更新するなど楽観的な見方が広がっていた。ただ週末は再びトランプ関税が意識される展開。日本の自動車関税について、大和総研の矢作大祐さんは「トランプさんは国内で製造業を復活させたいので、譲れない闘いになっている。ただ全ての製造業をというよりは、ハイテクや自動車を復活させたいと思っている。米国の生産を回帰させた時に、販売先はどこかとなると日本となる。しかしアメリカの大きい車が日本の狭い道路を走るところが想像できない。トランプさんの落とし所も見えにくく、日本にとって難しいところ」などとコメントした。
