去年4月、ホワイトハウスで行われたアメリカとイタリアの首脳会談。この月の始めにトランプ大統領はEUからの輸入品に20%の関税を課すと発表。90日間の猶予期間にあった。そんな緊迫した状況でメローニ首相はEU首脳の誰よりも早くワシントン訪問。記者からの質問にイタリア語で答えていると、トランプ大統領はメローニ首相の発言内容に興味津々。さらに古い友人に触れるようにそっと手を添えた。この会談でトランプ大統領のイタリア訪問の約束を取り付けた。一連の行動を海外メディアは「トランプ・ウィスパラー」と伝えた。ウィスパラーとは言葉や理屈を超えて動物と心を通わせる人という意味で使われる。英ガーディアン紙は「メローニ首相は他のEU首脳では引き出せないトランプ大統領に秘められた良識を目覚めさせる力を持っている」と報じている。
