国連は2030年までに貧困や飢餓をなくし医療や教育の普及を目指すSDGsを掲げているが、アメリカのトランプ政権が反対の立場を表明するなど逆風にさらされている。こうした中、国連は7日、およそ140の目標の達成状況をまとめた今年の報告書を発表し、去年より1ポイント多い36%について進展があったと評価した。一方、報告書は世界の難民の数が10年前の水準の2倍以上になったことや、気候関連の災害の影響を受ける人が2015年以降2倍以上に増えたこと、さらに ODAがおよそ23%減ったことにより、立場の弱い人たちにより深刻な影響が及んでいると指摘している。国連のモハメッド副事務総長は記者会見で「SDGsの目標は依然として達成可能だ」と述べ、各国が連帯しより強い緊急性をもって行動するよう呼びかけた。
