千葉県で地球上最悪の侵略植物とも言われる特定外来植物「ナガエツルノゲイトウ」が大繁殖している(手賀沼、印西市)。南米原産で繁殖力が強い。コメ農家も苦戦している。コメ農家・小川利彦は「稲にいくべき養分が雑草にとられている。ナガエツルノゲイトウは農家の敵」と話す。茨城県を流れる新利根川でも繁殖しており、貸しボート店を営む松屋ボート・松田行弘は「釣りができない状態なので客足が鈍る」と話す。手賀沼漁業共同組合・西村忠修代表は「光が当たらないので在来種の水草が光合成できないので酸素が発生しない。小魚のエサになる植物性プランクトンも生まれないため生物が住めなくなる」と指摘。千葉県によると駆除の予算は5年間で約8億1600万円。駆除業者・大楠泰智は「去年駆除したが、この1年間でここまで生えてくる。繁殖力が強い」と話す。千葉県の今年の駆除予算は約1億7000万円。
