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「ナノ医療イノベーションセンター」 のテレビ露出情報

相場達が向かったのは川崎市にある「ナノ医療イノベーションセンター」。今回の開拓者は、フェロトキュアの大槻雄士CEO。現在、がん治療の主流となっているのが外科手術や抗がん剤。しかし、再発や転移、副作用など克服しきれない多くの課題がある。大槻さんはその難題を解決した上で癌の根治を目指す新薬の開発を進めている。患者から採取した癌細胞を培養し、開発中の薬を癌細胞に投与すると2日後に死滅している事が確認出来ている。これまで治療が難しかった癌にまで効果が期待出来る。従来の抗がん剤は口から投与すると内蔵で分解されてしまうため、点滴で投与する必要があり、正常な細胞も攻撃することもあり副作用を起こすこともある。一方、大槻さんの抗がん剤は分解される前に血管に吸収されるため、飲み薬に出来るという。さらにある特殊な方法で癌細胞だけを死滅させるため、副作用を抑えることが期待されている。この薬は去年、実際の癌患者に投与する臨床試験を開始。現在、初期段階の試験として安全性などを確認している。今後、有効性などを確認する臨床試験を経て、2030年代前半の実用化を目指している。承認されれば癌を克服する可能性を秘めた世界初の飲み薬になるという。
癌の新薬について大槻雄士は「癌の再発リスクを下げられると思っている。治験ではトリプルネガティブ乳癌を狙っている。癌の生存システムについて国内には会社はないが、アメリカのベンチャーでは同じような開発をしている。治験の段階に入っているのはフェロトキュアのみ。薬が発売された場合、点滴の免疫治療に比べると圧倒的に安く済む。」などと話した。

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