ニューヨーク市長選で当選確実となったマムダニ氏。マムダニ氏はアフリカ出身のインド系イスラム教徒。民主社会主義者を自認し、家賃の値上げ凍結など左派色強い政策を訴えた。移民コミュニティを中心に支持を集めるマムダニ氏はトランプ大統領と対決姿勢を示した。トランプ大統領はマムダニ氏を「共産主義者だ」などと批判していて、「マムダニ氏が市長になれば連邦資金を打ち切る」とも明言している。労働者階級や若者層からの支持により今回当選したマムダニ氏だが、民主党支持層の中には「マムダニ氏の左派色の強い政策は現実的ではない」と話す有権者も。今後どれだけ政策を実現できるのかが鍵となる。また、同日には南部バージニアなど2州で知事選も行われた。いずれも民主党の候補者が当選を確実にしたと伝えられている。
