ナポリの伝統的なパスタの食べ方は素手。国立民族学博物館の宇田川教授によるとイタリアには板状の生パスタしかなかったが、12世紀にアラブ商人から麺状の乾燥パスタが伝わると生産に向いていたナポリではパスタ人口が急増。つかみやすいストリートフードとして浸透した。上流階級はフォークを使用するようになっていったがナポリでは戦後まで素手だった。また大きい鍋で大量に作ることから茹でムラが生まれ硬いほうが美味しいとアルデンテが誕生した。
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