ニトリはソウル市内に韓国1号店を出店した。売り場面積は約2500平方メートルで家具から生活用品まで5500点を販売している。価格は関税もあり高い商品が多いという。ニトリはクーパンと業務提携し韓国でもネットで購入できるようになりネットで人気の商品は店舗で目立つように配置するなどマーケティングに活かしているという。またネット販売を意識し実際に体験できる売場づくりを行った。また季節にあった商品の提案に力を入れたいとしている。韓国には9年前にイケアが進出し大型店舗4店を展開している。ニトリは売上の伸びは鈍化し今期は減収の見込みとなっている。伸び悩むニトリにとって重要になるのが海外展開。2013年にはアメリカへ進出したが事業の撤退を去年発表した。いま注力しているのがアジアの出店攻勢。これまで中国本土と台湾を中心に150店舗以上を展開している。2032年までに1500店舗に拡大させる方針である。工場に近い地域での出店は輸送コストを抑制できる利点があるという。