若者の声をもっと政治に届けたい、ニュージーランドから来日した議員が立候補年齢の引き下げを訴えた。都内で行われたイベントでは、選挙に立候補できる年齢を引き下げるよう訴えていた。ゲストに招かれていたのは、ニュージーランドの地方議員・ソフィーさん23歳。日本は18歳から投票できるが、立候補できる年齢は地方議員や衆議院議員選挙は満25歳以上、参議院議員選挙は満30歳以上と定められている。しかしソフィー議員が初当選したのは18歳のとき。ニュージーランドでは投票も立候補も18歳になればできる。高校時代、気候変動対策を政府に求める「スクールストライキ」を先導したソフィー議員は、その体験が政治を志すきっかけになった。23歳だが、地方議会では既に2期目。戦略や財務などの委員長も務めている。ソフィー議員は環境保護を訴えるデモに参加。自身の原点でもあるデモに、日本でも参加したかったという。ソフィー議員は若者が参加しやすい政治の必要性を訴える。