11月のアメリカ大統領選挙にむけた民主党候補者選びの初戦が南部・サウスカロライナ州で行われ、現職のバイデン氏が圧勝した。民主党はこれまで初戦を白人の比率が8割以上のアイオワ州やニューハンプシャー州で行ってきたが、黒人の比率が約4分の1を占めるサウスカロライナ州で初めて実施した。再選を目指すバイデン氏にとって有力馬がいない中、黒人の支持層をつなぎとめ大差で勝利をおさめることができるかが焦点だったが、得票率は9割を超え圧勝した。バイデン大統領は「現在の状況には手応えを感じている」と述べている。
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