2日のニューヨーク株式市場は大幅に続落し、ダウ平均株価は一時ことし最大の900ドルを超える下げとなった。2日に発表された米国の7月の雇用統計で、非農業部門の就業者数の伸びが予想を大きく下回り(前月比11万4000人増、市場予想:17万5000人増)、米国経済の先行きへの懸念から株式市場は売り注文が膨らんだ。ダウ平均株価は下げ幅が一時900ドルを超え、終値は前の日に比べ610ドル安い3万9737ドルとなった。また、2日のニューヨーク外国為替市場では円相場が一時1ドル=146円台前半と2月上旬以来、半年ぶりの円高水準となった。