アメリカ・フロリダ州で男に銃で狙われていたと見られる事件が起きたあとも予定どおり選挙集会を続けているトランプ氏は18日、厳重な警備態勢が敷かれる中、演説を行った。この中でトランプ氏は今月のテレビ討論会でオハイオ州では米国に流入してきた人たちがペットを食べているとの発言が批判を受けていることを念頭に彼らを国の外に出さなければならない。不法に入国しこの国を破壊していると述べるなど移民政策に多くの時間を割きた。そしてハリス副大統領との対決姿勢を改めて鮮明にした。一方、ハリス副大統領は18日、首都ワシントンでヒスパニック系の人たちが参加する会合に出席しトランプ前大統領が移民を巡る問題で米国史上最大の強制送還を実施するとしていることについて「大規模な強制捜査を行い収容所をつくるのか、彼らは何を言っているのか」などと述べた。