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「ニューヨーク州」 のテレビ露出情報

今回は失言製造機のバイデン対暴言大魔王のトランプの戦い。一般的にはトランプ氏優勢とされているが、実際はより混戦になっていくと予想。ともに問題リスクが多く、こうした短所をより克服したほうが勝利したと考えているので、両候補が抱える短所を検証する。バイデン氏の健康、トランプ氏の裁判問題を取り上げる。トランプ氏は現在4つの刑事訴追を受けていて、判決に注目が集まっているが、より重要なポイントは弁護費。4つの訴追のうち大統領投票日前に判決が下る可能性があるのはニューヨーク州の口止め料疑惑裁判だけなので、有罪になっても全米の有権者の影響は限定的ではないか。それより大統領選を戦い抜くうえで重要なのが資金力。これまでのトランプ氏の弁護費用をみると、2023年は6000万ドルだが、これらはトランプ氏の選挙資金から拠出される。裁判費用がかかるほど選挙資金が少なくなり活動が制限される。今年は4つの刑事訴追が始まることから弁護費は去年を大きく上回ることが想定されている。すでに先月元コラムニストの女性への名誉毀損裁判の一審で約123億円の賠償命令がくだされているので、これもトランプ氏の選挙キャンペーン負担になりかねない。これまでのデータを見るとトランプ氏は資金難に陥りやすい。バイデン氏は自身の健康問題。これまでの記憶力が問われる様々な事態をさらしてきたが、今回の大統領選は過去にないほど副大統領の存在が大きいと考える。直近の世論調査を見ると両候補の心身の健康について48%がトランプに懸念を抱いているのに対しバイデン氏は76%と大きい。バイデン陣営にとって健康不安を払拭することが選挙で重要なチャレンジ。好感度をみるとバイデン・トランプともに低めながら約同率の水準にあるが、ハリス副大統領は圧倒的に低い。つまりハリス副大統領はバイデン再選への重荷となっている。こうした背景のなか先週は記憶力の問題がバイデン氏に重くのしかかった。8日にバイデン氏の機密文書持ち出しの問題において特別捜査官のレポートが公表された。文書にはバイデン氏の記憶力が著しく限られている、または高齢や記憶力の弱さから故意の立証とすることが難しいと年齢と記憶力を問題視し起訴を見送った。これに激怒したバイデン氏は夜8時の異例のタイミングで反論会見を開く。記憶力・認知力の懸念払拭目的とした会見だが、エジプトのシシ大統領をメキシコのシシ大統領と言い間違えた。本来このような失言はよくあることで、大きな問題ではないが、認知力を示すための会見での失態はより記憶力に関する世論の懸念を深めてしまった。バイデン大統領が任期を全うできない場合はハリス副大統領が大統領に昇格する。つまりバイデン大統領の票はハリス大統領への票でもあるという認識が高まってきた。民主党大統領指名候補のオッズを見ると、会見前は73%の確率でバイデン氏が指名を受ける見通しだったが、会見後は61%まで下落した。ほかに注目なのはハリス副大統領よりも立候補してないオバマ大統領やニューサムカリフォルニア州知事のほうが上位にあること。それだけハリス副大統領への期待・信任が低いと言える。今回のバイデン氏のつまづきは痛いが、これから大統領選の展開は二転三転するので引き続き要注意。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年3月7日放送 15:49 - 19:00 TBS
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ニューヨーク州は州の兵士ら1000人を導入し、市の地下鉄の警備を強化する。ニューヨーク市では先月も駅のホームで銃撃事件が起き死者が出ている。

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