先月11日、日経平均株価が史上最高値を更新したが一転して、日経平均株価が暴落した。下落幅は1987年「ブラックマンデー」を上回る過去最大となった。ブラックマンデーではニューヨーク市場の大暴落をきっかけに世界同時株安となった。その翌日の下落幅(終値)は−3836円だったが、昨日の終値は、それを超える過去最大の下げ幅−4451円となった。新NISAを始めた人からは戸惑いの声があがっている。鈴木俊一財務大臣は「新NISAをきっかけに投資を始めた人々に動揺が生じているという報道を目にしている。『長期・積立・分散』投資の重要性を考慮して冷静に判断してほしい」と会見。韓国の株式市場も大荒れとなり、終値で史上最大の下げ幅を記録した。オリンピック開催中のフランス・パリも株安、英国・ロンドンの株式市場は株価を下げて取引を開始した。5日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は前週末の終値から一時1200ドル超の大幅な下落となり、前週末比1033ドル安の今年最大の下げ幅で取引を終えた。
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