ホリコ・キャピタルマネジメントの堀古英司さんに話を聞く。10月31日に発表されたハイテク決算や長期金利の上昇が嫌気され、テクノロジー株がリードするかたちで下落した。ナスダックは引けにかけて下げ幅を拡大、500ポイントを超える下げになっている。ハイテク大手に関しては概ね好決算だが、アルファベットを除いては株価が下落するものが目立っている、マイクロソフトもメタも売上高・利益ともに市場予想を上回り文句なしの好決算だと思う。決算発表時にあった問題は短期投資家には嫌気されるかもしれないが、中長期の投資家にとっては問題はないと思う、大統領選挙前にほぼ調整もなく右肩上がりで上昇してきたほうが問題で短期投資家は大統領選挙に向けて一旦リスクを回避しておきたいとの思惑もありこのような動きになっていると思うとのこと。また長期金利について「トランプ氏有利との見方で先取りしているだけだと思う、インフレ率は着実に低下傾向、金融緩和局面にある中、長期金利の上昇にも限界がある、大統領選挙後に修正されると思う」などと話した。
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