岸田総理大臣は10月中にとりまとめを目指す経済対策の骨格を表明する予定だが物価高はどうなるのか。きょうは食品の値上げがついに10月で3万品目を超えた。さらにふるさと納税にも値上げの波が来てビールも制度が改正された。去年から止まらない値上げラッシュ。卵に牛乳、食卓に大きく影響にする値上げに悲鳴が上がるなか、さらに来月から新たに4500品目以上の食品が値上げ。ハムや冷凍食品、アイスにペットボトル飲料などまたもや家庭を直撃するものばかり。今年値上げされる商品は3万品目を超え、これはバブル崩壊以降最大級の値上げとなる。東京・新橋の居酒屋「根室食堂」は今年に入ってから2回の値上げを余儀なくされ、その結果客足が遠のいてしまったという。根室食堂ではもともとは作業用として使っていた店舗と1回を格安で飲める立ち飲みスペースとして活用。メニューはすべて400円。この半年間値上げにより失ってしまった客を取り戻そうと来月から利益度外視で始める予定だという。一方、来月値上げとなり特に大きな影響が出そうなのがお手頃価格で家計の味方“第3のビール”。来月からビール類の税率が変わることで値上げとなる第3のビール。来月から変わるものはほかにも。豪華な返礼品がもらえることで人気のふるさと納税も実質的な値上げ。さらに来月から最低賃金が引き上げ。嬉しい話題かと思いきや思わぬデメリットも。そして岸田総理が来月中にとりまとめを目指す経済対策の柱。きょう夕方に総理自らが表明する予定だが、果たしてその内容とは。