アメリカの2月の消費者物価指数が発表された。昨年比3.2%の上昇となり、市場予想を上回った。項目別に見ると住居費が5.7%の上昇と高止まりした他、サービスも5.2%増と引き続き高い水準。食品は2.2%増と前月から鈍化したものの依然として高止まり。インフレが長引く中、アメリカのスーパーでは変化が起きているという。
ニューヨークの老舗スーパーで話を聞くと、一時期と比べてインフレは落ち着きつつあるものの、価格が高止まりしていると感じている人が多いよう。そうした中、このスーパーで人気なのがプライベートブランドのコーヒー。専門店に比べると格段に安い。PBを30年前から開発しており「質が高い」と新商品の売れ行きも好調だという。ただ、インフレが続く限り経営が厳しい状況は変わらないという。
FRBが特に重視するのが食品とエネルギーを除いたコア指数。今回、コア指数が前年比3.8%増と市場予想を上回ったため、FRBは早期利下げに慎重になる可能性がある。また、一部のFOMC参加者は年内の利下げ見通しを2回ほどと予想してきたが、今回の結果を受けてこうした声も強まりかねないという。
ニューヨークの老舗スーパーで話を聞くと、一時期と比べてインフレは落ち着きつつあるものの、価格が高止まりしていると感じている人が多いよう。そうした中、このスーパーで人気なのがプライベートブランドのコーヒー。専門店に比べると格段に安い。PBを30年前から開発しており「質が高い」と新商品の売れ行きも好調だという。ただ、インフレが続く限り経営が厳しい状況は変わらないという。
FRBが特に重視するのが食品とエネルギーを除いたコア指数。今回、コア指数が前年比3.8%増と市場予想を上回ったため、FRBは早期利下げに慎重になる可能性がある。また、一部のFOMC参加者は年内の利下げ見通しを2回ほどと予想してきたが、今回の結果を受けてこうした声も強まりかねないという。