明治安田アメリカ・長谷川悠貴さんに話しを聞く。ネットフリックスとディズニーの株価が比較的に好調とし、動画配信大手の株価は好調などと説明、市場が注目しているポイントについて、ネットフリックスはパスワード共有対策や広告付きプランへの誘導によって加入者数や収益の増加が今後も継続するとみられている。市場シェアでの強力な優位性も株価の好材料とのこと。またディズニー配信事業はサービス開始以来赤字が続いており株価も過去2年ほど低迷していたが、直近決算では赤字幅が着実に改善されていて今月上旬のカンファレンスにおいて、経営陣が今年7-9月期のストリーミング事業の黒字転換に自信をのぞかせたことが好感されているとのこと。また黒字転換した先の利益率について、当社は将来的には2桁水準を目指すとしているが具体的な時期は明言していない。市場は今後2~3年は2桁半ば後半の水準を予想しており、ネットフリックスの20%程度の水準と見劣りしているが、ディズニーはコスト削減策や広告付きプランの拡充を進めているため、そうした秘策が成功し利益率水準の予想が今後上振れることがあれば株価のさらなるアップサイドになるかもしれないとのこと。