- 出演者
- 大浜平太郎 塩田真弓 パトリック・ハーラン 中垣正太郎 平出真有 松本史雄 森田京平
オープニング映像。
NY株式、為替の値動きを伝えた。株式相場は買いが優勢、3指数はプラス圏で推移。AI需要を追い風に好決算を発表したマイクロン・テクノロジーが上昇し最高値を更新、アップルの株価は4%下落。
スイスの中央銀行、スイス国立銀行は21日、政策金利を0.25ポイント引き下げると発表。ほかの主要な中央銀行が金利を据え置くなかで、いち早く利下げに踏み切った。利下げは、マイナス金利政策を導入した2015年以来で、政策金利は1.5%となる。スイスでは、2月の消費者物価指数が1年前から1.2%の上昇と、2%を9カ月連続で下回り、インフレの鈍化傾向が続いている。スイス中銀は、「過去2年半にわたるインフレとの戦いが効果的だったことで、金融緩和が可能になった」とし、利下げにより経済活動を支える考えを示した。
一方、イギリスの中央銀行、イングランド銀行は、政策金利を5.25%に据え置くと発表。ただ、2024年の第2四半期には物価上昇率が目標の2%をわずかに下回るとの見通しを示し、ベイリー総裁は「正しい方向に進んでいる」と、今後の利下げの可能性を示唆した。
アメリカのオンライン掲示板レディットが21日、ニューヨーク証券取引所に新規上場。会社と既存株主が合わせて2,200万株を売り出し、調達額は7億4,800万ドルとなった。初値は公開価格を上回る47ドルを付け、21日の終値は公開価格から48%高の50ドル44セントだった。レディットは1日の平均利用者数が7,300万人を超えるサイトで、広告を収入源としている。
アメリカの2月の中古住宅販売件数は438万戸と、1月から9.5%増加した。市場予想を大幅に上回り、伸びは2023年2月以来最大となっている。また、販売価格の中央値は38万4,500ドルと、1年前から5.7%上昇。発表元は「住宅供給の増加が市場の需要を満たすのに役立っている」と指摘している。
ヨーロッパの航空機大手エアバスは21日、日本航空から旅客機32機を受注したと発表。中型機「A350-900」21機のほか、日本航空としては初となる小型機「A321neo」11機を納入する予定。エアバスはまた、大韓航空からも「A350」シリーズ33機を受注したと発表している。ライバルのボーイングが品質問題で揺れる中、エアバスはアジアでの販路を広げた形だ。
ニューヨークの明治安田アメリカの長谷川さんと中継。アメリカ相場上昇は続く?長谷川さんは「4月は2番目に好調。理由としては確定申告で戻った資金が株式市場に流入することや4月半ばから始まる1-3月期決算発表のリアクションが前向きであることが多いなど」「アメリカ株式の割安感薄れる」などと話した。
金利、商品、欧州株式、株式先物の値を伝えた。
野村証券の森田京平さんと岡三証券の松本史雄さんが紹介された。
松本氏の注目ニュース「市場が見誤ったのは…?」。松本さんは「アメリカ製造業マインドが回復しない。日本企業にとっては製造業が良くなってかないとちょっと厳しい」「2023年の自動車販売は好調」などと話した。
大和アセットマネジメントの亀岡さんのドル円予想レンジは151.20円から152.00円。注目ポイントは為替の金利差離れを生んだ要因ということで、亀岡さんはドル安円高にふれたが今日は日本のCPIがポイントになると今日の見通しをはなしたあと、ドル円について、日米金利差離れしているドル円といい、要因について為替の金利差離れの背景にリスクオンの行方が左右すると解説。今後の為替はドル高が米経済指標を弱めること、ただ株高が米景気減速を抑制するなどと見通しを話した。
10年国債の値動きをつたえた。
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上海総合指数、世界の株価(21日)/株式先物の値動きを伝えた。
松本さんの日経平均予想レンジは40600円から41100円。松本さんは日経平均について注目はデフレ脱却を織り込んだ日本株市場といい、日銀のマイナス金利解除をうけてCPI上昇でTOPIX上昇の相関関係と示したあと、TOPIXは年末頃の物価水準を織り込んでいることを解説。TOPIXの今後について、株の上昇でTOPICXは2024年末からを織り込んでいるといい、織り込んだ中の注意点は円高の進行、そうなるとエネルギーなどの輸入物価がさがりインバウンド需要回復によるサービス価格押仕上げにマイナスの影響があると松本さんは話をした。
JALグループは、2025年度までの中期経営計画について会見を開き、新型機を新たに購入し、国際線の規模を1.4倍に拡大すると発表した。日本航空は、エアバス社とボーイング社から新型機42機を新たに購入すると発表した。そのうち30機を国際線に投入することで、2030年度に規模を1.4倍に拡大する計画だという。また、グループの中期経営計画について、コロナ禍が明けて、国内外の旅客需要が増していることから、2025年度の利益目標を1850億円以上から2000億円以上に上方修正した。
アメリカのスタンフォード大学発のスタートアップのエイターインクは、ワイヤレスで電気を供給する新製品を発表した。天井や照明用のレールなどに設置した送電用デバイスから、電波で電気を送るという。効率的に室内のデータを収集して空調を制御でき、電気代を約3割削減するという。来月から国内での販売予定。
「2月の国内全国消費者物価指数発表」、「FRB パウエル議長の発言」など、今日の予定を伝えた。森田さんは「日本の消費者物価指数は、今後の金利政策を考える上でも注目しておきたいところですね。2月の特徴は、コアは上がりましたが、コアコアはほぼ横ばいでした。2月分で物価を押し上げる最大要素はエネルギーだったんですよね。昨年の政策でエネルギーは抑えられていましたが、今年はそれがなくなったため、このように価格の押し上げになりました」などと話した。
全国の気象情報を伝えた。