- 出演者
- 大浜平太郎 塩田真弓 パックン 中垣正太郎 平出真有 内田稔 重見吉徳
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
NY株式、セクター別 騰落率(14日)、為替の値を伝えた。
USスチール買収へ懸念。バイデン大統領は声明でUSスチールは「1世紀以上にわたって象徴的なアメリカの鉄鋼企業だ。アメリカの鉄鋼労働者による強いアメリカ企業を維持することが重要だ」と買収への懸念を滲ませた。日本製鉄は去年12月に約2兆円を投じてUSスチールを完全子会社化する方針を発表したがUSW(全米鉄鋼労働組合)が反発している。USスチールが本社を置くペンシルベニア州は11月の大統領選の勝敗を左右する激戦州で、トランプ前大統領も買収計画に反対している。
アメリカ2月の生産者物価指数は前年比↑1.6%、市場予想も上回った。前月比では↑0.6%、市場予想を上回った。
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- 生産者物価指数
アメリカ2月小売売上高は前月比↑0.6%、2カ月ぶりのプラスだが市場予想は下回った。建設資材や自動車・部品は上昇、家具や衣料品は減少。
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- 小売売上高
アメリカのムニューシン前財務長官はCNBCのインタビューでTikTok買収に意欲を示した。TikTokをめぐっては議会下院が13日、運営するバイトダンスに対しアメリカ国内の事業売却を求める法案を可決してた。ムニューシン前財務長官じゃ「買収のための投資家グループを結成するつもりだ」と述べている。
ニューヨークの井野口さんと中継。2月PPIではモノの価格は上昇するもサービス価格の伸びは減速。井野口さんは「賃金上昇率もインフレ率も減速傾向」「史上の6月の利下げ織り込みは低下もFOMC参加者が予想する「年内3回利下げ」とは矛盾していません」「アトランタ連銀・ボスティック総裁は利下げ後にインフレ圧力が高まることを懸念、最初の利下げ後に休止する可能性を指摘しています」などと伝えた。
金利、商品、欧州株式、株式先物の値を伝えた。
内田さん注目のニュース「アメリカ生産者物価 予想上回る」。内田さんは「市場は現状メインシナリオとしては6月の利下げ開始をみている。それまでの日程を確認すると雇用統計・PCE共に3か月分のデータを見ることができるんですね。2月のPCEはそれなりに強い可能性があります」「6月に利下げを開始するためには2月~4月分で勢いが減衰するのが必要」などと話した。
内田さんのドル円予想レンジは147.75円~148.75円。注目ポイントは「日本のデフレ脱却宣言までの距離感」で、「マーケットでは来週、遅くとも来月の日銀会合でマイナス金利が解除されるとみられていて、その後の円高が警戒されている。金利と為替の関係を見るうえで、日本の円相場と長期金利の関係を振り返る。日銀は2022年の12月以降、去年の7月10月と合計3回YCCの上限を引きあげていて、長期金利も0.5%程度上昇しているが、円安になっている。実質金利は大幅なマイナスで、ほかの通貨よりも低い状況。実質金利がマイナス金利にとどまる金融緩和状況が続くということを日銀が強調したので、結局市場で金利上昇に対する期待が醸成されなかった。このあたりが影響していると考えられる。マイナス金利解除に関しても、日銀が緩和的な状況が続くと強調する場合は円高材料出尽くし感から円安にふれると思われるが、一方で日銀が持続的な利上げを印象付けた場合は円高インパクトが持続するのでは」と話した。
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10年国債の値を確認した。
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上海総合指数、世界の株価(14日)、株式先物の値を確認した。
みずほ証券の三浦さんの日経平均予想レンジは38,200円~38,700円。注目ポイントは「短期調整局面を示唆」で、「SQ値を下回ると下落しやすく、裁定解消売りに警戒が必要。下落を警戒する投資家が多い」とし、「日経平均は短期の上げ下げを繰り返す局面があると考えている」、「年初来高値から10%程度の下落もありえるかなと。3月中は配当取りの動きもあり、3万7000円を維持するが4月SQ頃は3万6000円前後の下落の可能性がある」などと話した。
全国銀行協会の加藤勝彦会長は日本銀行がマイナス金利政策を解除した場合の住宅ローン市場への影響について、短期プライムレートが「必ずしも上がるということではないのかなと思う」と述べた。また普通預金の金利について、「各行で異なるが大きな動きは想定しづらい」との見方を示した。
流通や外食の労働組合が所属するUAゼンセンは今年の春闘でパート従業員の平均賃上げ率が6.45%になっていうrと発表した。正社員も5.91%アップで過去最高。集中回答日を前にイオングループが満額回答したことを受け、地方のスーパーでも人手確保のために賃上げする動きが出ている。
きょうの予定を紹介。アメリカでは3月のNY連銀製造業景況指数、ミシガン大学消費者信頼感指数が発表がある。
重見さんはミシガン大学消費者信頼感指数に注目していて、「耐久財と自動車の買い時指数は急速に回復していて、2月分についても回復する動きがみられると思う。他方で住宅は売りも控えられている」などと話した。
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全国の気象情報を伝えた。