分断が進むアメリカ社会の融和を目指す団体「ブレーバー・エンゼルス」のティミスさんに話を聞いた。ティミスさんは「『ブレーバー・エンゼルス』はリベラルと保守派、あるいは民主党と共和党の支持者を集めて、政治について建設的な議論をするアメリカ最大の草の根団体」と説明。2016年のアメリカ大統領選挙で、トランプ氏がヒラリー氏に勝利した1カ月後にこの団体は誕生した。これまで開催された討論会には5万人以上が参加。アメリカ全土に支部が100以上存在している。しかし、ティミスさんは「自分たちの活動だけでは今のアメリカの分断を止められていない」と話す。アメリカ大統領選挙の投票日まで3か月を切る中、政治的分断の改善を目指す団体「ブレーバー・エンゼルス」が重要視している国内の問題とは。