米国メディアが気になる人事を報じた。ニューヨークタイムズは11日、「トランプ次期大統領がマルコ・ルビオ上院議員を国務長官に任命する見通しだと3人の関係者が明らかにした」と報じた。国務長官は日本でいう外務大臣の役職。特に中国に対して最も強硬な発言をしてきたルビオ氏の名前が挙がった。彼は中国にとって一番触れられたくない人権問題まで持ち出し、強制労働によって作られた製品の輸入を禁止する法案を提出した。中国政府から制裁対象になっていて入国禁止の状態が続いている。ウクライナ侵攻について、あと2か月以内の終戦を約束していたトランプ氏。ウォールストリートジャーナルは「ウクライナが少なくとも20年はNATOに加盟しないと約束し、見返りとして米国は大量の武器支援を継続する」と報じている。