- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像が流た。
前回の自民党総裁選から昨日で1年経過したことなどを伝えた。
- キーワード
- 自由民主党総裁選挙
一昨日名古屋市で自民党総裁選候補者5人による演説会が行われた。今回の総裁選では解党的出直しを掲げられているものの、党内融和を優先しているため各候補者の独自色が薄まっている。こうした中小泉氏の出馬会見をネット配信した際に、小泉陣営の牧島かれん元デジタル大臣の事務所が小泉氏を称賛するヤラセコメントを投稿するよう関係者に指示したことが明らかになり、問題となっている。
自民総裁選を巡っては候補者の高市早苗氏が外国人に対する規制強化を訴え、高市氏以外の4候補者も前回の総裁選と違い、外国人規制について具体的な発言をしている。一方裏金問題を巡っては積極的な発信がどの候補者からも無く、党員からは石破おろしの動きも含め「責任を転嫁するような姿勢では国民はついてこない」など厳しい意見も出ている。
JNNの独自調査では26日時点で国会議員からの支持は約80人が小泉氏支持と最も多く、次いで約50人が林氏・高市氏を支持するなどしている。一方今回の選挙は党員票も入れるフルスペック型だが、全国の党員が昨年比で14万人減少していることから党勢の回復も総裁選の焦点となってくる。
第二次世界大戦後の1945年に設立された国際連合。エンブレムは平和の象徴とされるオリーブの枝に包みこまれる形で世界地図が描かれていて、どの国にも属さない北極点を中心に描かれ“結束”の象徴とされている。その世界の平和を守るため、国連の中でも唯一強い権限が与えられているのが安全保障理事会。アメリカ・フランス・イギリス・中国・ロシアの5カ国からなる常任理事国と、任期が2年で毎年半数が選挙で改選される10カ国の非常任理事国で成り立つ。特定の国に対する経済制裁や武力行使といった強制措置をとることができるのは、安保理での決議が通った場合だけ。だが5つの常任理事国には特別に拒否権が与えられ、1カ国でも反対すれば決議は通らない。国連には193の加盟国全てがそれぞれ1票の投票権を持つ場が総会。過半数の賛成で様々な議決をすることができる。だが安保理とは違い強制力はなく、意思表示にとどまるのが現状。安保理では、イスラエル・パレスチナ問題を巡っては、イスラエルの後ろ盾であるアメリカが拒否権の行使を繰り返している。ガザ攻撃が始まった2年間だけでも6回、停戦決議案に対する拒否権を発動。オスロ合意が結ばれた1993年以降だと、パレスチナ自治区へのイスラエルの入植活動を止めるよう求める決議案などで21回行使している。一方ウクライナ侵攻を巡っては、停戦決議案にロシアが2度拒否権を使っている。拒否権が認められている大きな理由とされるのが、1920年に発足した国際連盟が機能不全に陥り、第二次世界大戦を防げなかったことへの反省。国際連盟には、アメリカが参加してなかった。また全会一致を原則としたため、何も決められない状態となり、満州事変やナチス・ドイツの再軍備を止めることができないまま日本もドイツも相次いで脱退。第二次世界大戦へと繋がったことを受け、戦後にできた国際連合では、戦勝国側の5大国に拒否権を与えた。しかし戦後80年を経て、パレスチナ問題やウクライナ問題で安保理が持つ拒否権の矛盾もあらわになる中、今回の総会で石破総理も演説で常任理事国の拡大を訴えた。ただこうした安保理改革には常任理事国全ての賛成が必要でハードルが高いのが現状。国連の中満泉事務次長は、安保理での機能不全の中で、総会決議により大きな権限を与えるべきとの声が強まっているという。すぐには実現が難しい一方で、現状でも総会は国際社会の声を表明し政治的圧力をかける意義は十分持っており、もっと効果的に活用すべきだと指摘。
松原さんは、拒否権は国連の歴史そのものだという。1945年のヤルタ会談のチャーチル・スタンリー論争という有名なものがあり、スタンリーは広く拒否権を使いたい、チャーチルは自国が関わる紛争については拒否権を発動せず棄権しようという案を出しなんとか妥協したという。ただそれすら今守られていない。2000年代半ばには、安保理を改革しようと日本も頑張ったが、既得権を得ている5大国が相対的に弱くなるというやり方は決して飲まないので壁の高さを痛感したという。ただ今回の国連を見てると、ネタニヤフ氏が総会で演説しようとして壇上に上がった途端に大半の国が退場して抗議していた。ニューヨークに来る際も、ICCから逮捕状がでてるため加盟国を避けて来ていたという。そう考えると、安保理は改革をもっとすべきで、指摘されるように機能不全なのは明らかだが、国連総会もあり多くの国際機関も頑張っているという。2つの大戦を経て戦争を拒否して実現しようとしてきた歩みは決して間違ってないという。だからその歩みをどう強めていくか別の知恵を考えるべき等と述べた。目加田さんは、眼の前の事にとらわれるべきではないと思っているという。国連の機能不全と言われているが、機能不全に陥らせてる国が根本的な原因とし、問題のすり替えを象徴するような例だとした。対象的だと思ったのが石破首相の演説で、国連80周年にかなった内容の濃いスピーチだったと思っているという。寺島さんは、国連改革について日本人として知って置かなければならないことがあるという。21世紀を迎えた頃、日本は常任理事国でもないのに国連分担金の20%を持っていたが、今年6.9%まで落ちていて中国は20%。国連は株式会社ではないので分担金が多いほど発言力があるという話ではないが、だからこそ筋道の通った主張が問われるという。
今月22日、愛知・豊明市でスマホの利用を制限する条例が可決された。仕事や勉強、家事以外でのスマホ利用を1日2時間までとするよう促すもので罰則規定はない。全国初のスマホ条例成立に小浮正典市長は「過剰使用について控えてもらえるように丁寧に市民の皆さんに伝えていきたい」と話している。条例は来月1日から施行される。斎藤さんは「大麻やアルコールなどは規制されているのになぜかデジタルの分野は規制が進んでいない。スマホ利用の規制の議論はもっと行われるべき」などと話した。
AI・自動運転などの最先端技術を実生活に取り入れながら研究を進めるトヨタの実験都市「ウーブン・シティ」が25日に開業した。街には自動運転のテストコースが整備され、信号と車を連動させる実験などが行われている。この他食に関する研究やロケットに関する研究など、様々な分野での研究・実験が行われている。今後トヨタはウーブン・シティの参加企業を増やし、最終的に2000人が暮らす都市を目指すとしている。
プロ野球 DeNA × 巨人の試合が行われた。試合は9回に佐々木俊輔選手のタイムリーなどで逆転し、9-8で巨人が勝利した。
プロ野球 オリックス × 楽天の試合が行われた。試合は紅林選手の特大ホームランなどで、2-0でオリックスが勝利してクライマックスシリーズ進出を決めた。
プロ野球 ソフトバンク×西武の試合が行われた。試合はソフトバンクが栗原陵矢選手の勝ち越しタイムリーなどでリードを広げ、1-4で勝利して2年連続リーグ優勝を決めた。
ソフトバンクが最下位からのパ・リーグ2連覇を達成した。中畑清は柳町達がムードメーカーとして活躍したとコメント。落合博満は投手陣がしっかりしていた、攻撃力より守備力が充実している方が勝つ確率が高いと述べた。中でも大関友久に高い評価をした。セ・リーグは阪神が圧勝した。落合はこちらも投手陣の充実とけが人が少なかったことなどを挙げた。
巨人二軍が2位に11.5ゲーム差で2年ぶりのイースタン・リーグ優勝を果たした。唐橋ユミが桑田二軍監督を取材。桑田監督は選手に混じって内野を守り選手をチェックしていた。監督はピッチャーだったので、ピッチャー側から見る野球がよく見えるという。巨人には在籍選手が一軍から三軍まで総勢106人がいる。桑田二軍監督はその全員をチェックし、一軍が求める選手を送り込み、若手選手を育てるなど重要な仕事をこなしている。
桑田二軍監督についてスタジオトーク。巨人の層が厚いかとという質問に、中畑清はソフトバンクに比べて戦力は飛び飛びだと評価。落合博満はリーグ優勝もいいが、飼い殺しにならず育成に力を入れてほしいと述べた。
MLB メッツ×ナショナルズの試合でセンターへの大飛球をナショナルズのJ・ヤング選手がフェンスに激突して一度ボールを落とすも、地面につく前に足でボールを蹴り上げて再びキャッチするスーパープレーを披露した。
21日に東京2025世界陸上が最終日を迎えた。男子4×400mリレー決勝はボツワナ代表のデボゴ選手が激走を見せ、アンカーも逆転を果たして金メダルを獲得した。一方4×100mリレーに登場した日本は6位で大会を終えた。一方夜には雨で中断していた男子円盤投げ決勝が閉会式後に再開され、スウェーデンのスタール選手が今季自己最高の70m47で金メダルを獲得した。
落合博満さんは印象に残っている競技について「男子マラソンは長距離を走った後に写真判定があり、最後まで気を抜いてはいけないという教訓だと思う」など話した。中畑清さんは3000m障害に触れ、「三浦龍司が最後に得意なはずの水濠でペースを乱したのが惜しかったと思う」など話した。
東京世界陸上 男子4×100mリレーに出場した柳田大輝選手が26日に全日本実業団陸上・男子100mに出場し、10秒13をマークした。また同じくリレー日本代表の小池祐貴選手も出場し、10秒16をマークした。
Jリーグ 名古屋グランパス×鹿島アントラーズの試合が行われた。試合は前半から鹿島アントラーズが猛攻で2点を奪って試合を終始有利に進め、後半には徳田誉選手が2ゴールを大暴れを見せて0-4で勝利した。