石破茂総理大臣が24日、ニューヨークで開かれている国連総会で演説に臨んだ。まずは国連安保理の改革について「安全保障理事会は今なお十分に機能を発揮できていない。その最たる例がロシアによるウクライナ侵略である」と言及。国連安保理が常任理事国の拒否権によって必要な決定を下すことができなかったと指摘し、理事国の数を増やすよう訴えた。G7の国々からも表明が相次いでいるパレスチナの国家承認については「国家承認するか否かではなく、いつ国家承認するかの問題だ。イスラエル政府による一方的行為の継続は決して認めることはできない。さらなる行動がとられる場合には我が国として新たな対応をとることになる」と述べた。石破総理は約30分にわたる演説を「核戦争なき世界、核兵器なき世界の実現を。ともに地球規模課題を克服できる世界を。そして分断よりも連帯、対立よりも寛容を。日本はこれからも国際社会とともに歩んでいく」と締めくくった。「NO YOUTH NO JAPAN」代表・能條桃子は「演説の中で日本の植民地支配の歴史の反省と、そこから国際社会に対して復帰したことの感謝、その姿勢を続けていかないといけないというところに総理大臣として言及したのは良かった。パレスチナに関しては日本の姿勢にもどかしさを感じている人たちもいると思うので、もう少し踏み込んだ対応が取られるといい」とコメントした。
