ニューヨークから中継。グーグルは対話型AI「Gemini」をスマートフォンに組み込む戦略を加速している。スマホに加えネット検索やアプリなどで巨大な利用者の基盤を持つグーグルは、自社サービスとAIの融合で利用者を拡大しながらAIを稼ぐ力に転換させる戦略を急いでいる。AIをめぐる競争は非常に激しくなっている。最も高いシェアを誇るAIサービスはオープンAIの「ChatGPT」。グーグルが開発する「Gemini」はスマホとの融合などを進めている。このところ注目されるのはアンソロピックの「Claude」。最先端の「ミュトス」はサイバー攻撃などへの悪用や安全性が懸念されるなど大きな議論を呼んでいる。そのほか、「Grok」や「Meta AI」などビッグテックによる主導権争いが過熱している。主要AIサービスの市場シェアは2023年には「チャットGPT」が80%を占めていたが、今年3月には50%を割り込んだ。一方、「ジェミニ」は30%に拡大し、「クロード」は10%に拡大している。
ニューヨークから中継。AIの利用拡大を見据えて各社の投資額が大きく膨れ上がっている。各社が決算で公表した4-6月期の設備投資額はデータセンターの建設などを加速させていて、いずれも前年比で70~100%増加している。4社の投資計画の総額は7250億ドル(116兆円)にのぼり、日本の国家予算を上回っている。莫大な投資は回収できるのかという懸念も市場にくすぶっている。アルファベットは巨額の投資によってフリーキャッシュフローが初のマイナスに陥り、株価が大幅安となった。巨額投資への懸念をさらに強めているのが中国企業の猛烈な追い上げ。中国の新興AI企業ムーンショットAIが発表した最新AI「Kimi K3」は、計算処理にかかるコストを大幅に削減しながら米AIに迫る性能を実現したとされている。サーバーの大量利用で稼ぐデータセンターのビジネスモデルを揺るがす可能性がある。もう一つ気になるのがAIの暴走。これまでにオープンAIとアンソロピックのAIが自律的に外部システムを攻撃する問題が発覚。AIのサイバーリスクをめぐっては米政府がアンソロピックのAIの提供を事実上差し止めたり、オープンAIが最新版AIの開発を自主的に中断したり、すでにサービスに影響が出ている。
ニューヨークから中継。AIの利用拡大を見据えて各社の投資額が大きく膨れ上がっている。各社が決算で公表した4-6月期の設備投資額はデータセンターの建設などを加速させていて、いずれも前年比で70~100%増加している。4社の投資計画の総額は7250億ドル(116兆円)にのぼり、日本の国家予算を上回っている。莫大な投資は回収できるのかという懸念も市場にくすぶっている。アルファベットは巨額の投資によってフリーキャッシュフローが初のマイナスに陥り、株価が大幅安となった。巨額投資への懸念をさらに強めているのが中国企業の猛烈な追い上げ。中国の新興AI企業ムーンショットAIが発表した最新AI「Kimi K3」は、計算処理にかかるコストを大幅に削減しながら米AIに迫る性能を実現したとされている。サーバーの大量利用で稼ぐデータセンターのビジネスモデルを揺るがす可能性がある。もう一つ気になるのがAIの暴走。これまでにオープンAIとアンソロピックのAIが自律的に外部システムを攻撃する問題が発覚。AIのサイバーリスクをめぐっては米政府がアンソロピックのAIの提供を事実上差し止めたり、オープンAIが最新版AIの開発を自主的に中断したり、すでにサービスに影響が出ている。
