山梨県西桂町に有るNESIC陸上養殖では、水深4mの巨大水槽でサーモンを養殖。陸地で施設を作り魚を育てる陸上養殖に日本の大手IT企業が参入し、最先端のAIなどでサーモン養殖に取り組んでいる。富士山からの伏流水で育てられるサーモンは、最先端ITで酸素量などを一年中、最適な環境でコントロール。気象条件にも左右されない。AIによる遠隔操作など省力化も実現。12水槽で9万のサーモンを養殖し、今月には100匹を初出荷。都内の百貨店では先行販売。南房総の千葉・鋸南町では畑の中に農業用ハウス「Seaside Consulting」が。ここではエビの収穫が行われている。海水を利用した農地でのエビの陸上養殖を日本で始めて成功させた平野夫妻が経営していて、国内で流通量が最多のバナメイエビを養殖。夫妻は耕作放棄地を活用し、環境に優しい陸上養殖に取り組んでいる。