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「ノシャップ地区(北海道)」 のテレビ露出情報

北海道・稚内市。この街で頼りにされる日本最北端の便利屋がいる。荷台の雪を落としやすくするためろうを塗るという。便利屋を開業して8年になる村木築磨さん34歳。この時期最も多い依頼は雪下ろしと除雪。稚内市は多い時には1日に60センチ以上も雪が積もり、特別豪雪地帯に指定されている。放置すれば雪の重さで窓ガラスが割れることもあるという。しかし、雪下ろしは重労働。高齢の依頼人は便利屋を頼った。約1時間で屋根の上をあらかた除雪。取り除いた雪は軽トラック1台分約330キロに及んだ。さらに依頼人は業務用の冷凍庫を引き取って欲しいという。この日の作業料金は雪下ろしと不用品の回収で合計3万円だった。人口237人のノシャップ地区。村木さんはこの街で唯一の便利屋。信頼は厚く留守宅も任される。この日の依頼は猫の世話。20分で3000円。極寒地ならではの依頼も。凍っていないか家中の水道を確認して回る。さらに断熱効果を高めるために窓に緩衝材を貼る作業も。日本最北端の便利屋。365日、依頼さえあれば駆けつける。この日の依頼人は60代の女性。垂れ下がっているのは電話線。このままでは強風で切れてしまわないか不安だという。緩んでしまった線を部品で止めた。細かい作業
のため素手で作業することに。この日の最低気温はマイナス4℃。風もあり、指先がみるみるかじかんでいく。極寒の中すでで作業すること30分。作業は終了。他にも隙間風を防いで合計7000円だった。
村地さんはモンゴル出身の妻と2人暮らし。出会いはクリスチャンのイベントだったという。村木さんは8年前に大阪市から北海道稚内市に移住してきた。行くならできるだけ寒い北へと移住。そこで厳しい環境に置かれた人の役に立ちたいと日本最北端の便利屋になることを決意した。ある日、思わぬトラブルがそれは極寒地では欠かせないボイラーの調整を終えて帰ろうとしたときだった。車のギアが不調に。よりによって自宅まで50キロの距離。このまま運転するのは危険。このあとこの車は廃車になった。村木さんは35万円で中古車を購入したそう。ちなみにボイラーの作業料金は1万円だった。
吹雪となった夜。突然の依頼が。なんと銭湯「みどり湯」からのSOS。お客さんがまだ入っている風呂場で問題が。風呂場の換気扇の勢いが強すぎて室内が寒い状態になっているという。吹雪の影響もあったのか。実は昼停電があったという。その時に換気扇の回転数がリセットされていたという。

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