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「ノジュール」 のテレビ露出情報

静岡・牧之原市に川沿いの岩肌から丸い形の石がひとりでに現れる場所があるという。子どもが誕生する様と似ているとして「子生れ石」と呼ばれている。現象が初めて確認されたのは室町時代。下岡さんは現場を訪れ、川沿いの斜面にある子生れ石を調査した。もともとは斜面の奥の方に埋まっていたもので、川が斜面を削りとることで顔を出し落ちた。その様子が人々には石の子どもが生まれているように見えた。子生れ石は丸い石球「ノジュール」。アンモナイトなどの死骸が炭素を放出し土の中のカルシウムと反応。すると炭酸カルシウムという大理石と同じ成分の硬い物質ができ、周囲の物質を巻き込んで大きくなる。炭酸カルシウムが行き届く等距離の集まりがノジュールという球体を作り上げた。ノジュールは古生物の化石を良い状態で保存してくれるが、子生れ石が見つかった川周辺では古生物の化石は発見されていない。そのため硬い組織をもたない軟体生物を核としてできた可能性が高い。

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