ツメの使い方のカギとなるのが、2000年に北海道中川町で見つかった恐竜の化石。その化石を調べた結果新種のテリジノサウルス類と判明。2022年、パラリテリジノサウルスと名付けられた。パラリテリジノサウルスの復元した姿を紹介。全長は3m程。パラリテリジノサウルスは約8000万年前に生きていた。ツメは植物を引き寄せるのに使っていたという。テリジノサウルスが植物食だということを示す手がかりは仲間の化石からも見つかっていた。ノスロニクスのでっぷりとしたお腹は葉っぱを食べるテングサルのお腹にそっくりだった。モンゴルのテリジノサウルスは内陸の地層で見つかったがパラリテリジノサウルスは海の地層から見つかった。海辺で暮らしていたと考えられる。どんな生活をしていたか、CGで紹介した。パラリテリジノサウルスは熊手のような手で海藻をかき集め食べていた可能性がある。さらに肉食恐竜から守るためにもツメを使っていたと考えられている。