先週水曜日、相模原市のショッピングセンターで歌声を披露していたのは、演歌歌手・水森かおりさん。集まった観客は200人以上。デビュー30周年を記念したミニコンサートを開催した。会場には観客200人以上が駆け付けた。「鳥取砂丘」「熊野古道」などのヒット曲で、NHK紅白歌合戦に22年連続出場している大人気演歌歌手。最近では「千鳥の鬼レンチャン」など、バラエティー番組でも活躍する他、来月公開予定の映画「パリピ孔明 THE MOVIE」では本人役で出演し、多忙な日々を送っている。さらに”ご当地ソングの女王”と呼ばれるほど、数多くのご当地にまつわる歌を歌って来た。地方自治体などから依頼があることも。その際にはその土地の勉強が欠かせないという。ご当地に赴く機会も多いという水森さんにカバンの中を見せてもらった。最近は老眼鏡、カリンののど飴を水に溶かしたアメスイが欠かせない。アメスイは水森さんが歌う前に必ず飲むステージドリンク。歌手生活30周年は決して平たんではなく、歌手生命を脅かす危機もあった。これまで公にしなかった歌手生活の危機について初告白。約10年前、突如襲った原因不明の発声障害。声帯の異常により、声が出しづらくなったり、声の質が悪くなったりする症状。”自分の思うように歌えない”、歌手にとって致命的な発声障害。原因不明で不安は募るばかりだった。今日まで公表せず抱え込んでいた。不安を抱えながら自分の歌を研究。今の自分にできる新しい歌い方を模索し、30周年という節目にたどり着いた。辛い時も支えとなったのファンの存在。これからもファンに元気な姿を見せ、歌い続けるという水森さん。「一日一日を大事に去年のような幸せな一年を過ごせるように頑張ろうっていう積み重ねできているので、はっきり言うとするならば去年と同じように幸せな毎日を過ごしたいっていう感じ」等と語った。