観光客はフランスのノートルダム大聖堂の再開を待ち望んでいる。ノートルダム大聖堂への入場は有料になるかもしれない。文化省は5ユーロの徴収を提案しているが、観光客や信者の意見は様々。火災前、ノートルダム大聖堂を訪れる観光客は年間1500万人近くいた。文化省は入場料徴収により、フランス全国の老朽化している教会を救うことができると考えている。パリ司教区は入場料の有料化に反対している。英国・ロンドンのウエストミンスター寺院は入場料が36ユーロで、収入は寺院の維持に使われている。フランスでは一部の宗教建造物はモンサンミッシェルの修道院のようにすでに有料になっているが、ミサに参加する信者は無料で入ることができる。