大統領選挙後、初めてとなる外国訪問でフランスを訪れている米国・トランプ次期大統領は、ウクライナ・ゼレンスキー大統領、フランス・マクロン大統領との3者会談に臨んだ。式典が行われていたノートルダム大聖堂前からヨーロッパ総局・田村銀河記者のリポート。“会談はマクロン大統領が強く希望していたものだ”とフランスメディアは伝えている。マクロン大統領は会談のあと、“歴史的な日になった”と意義を強調。ゼレンスキー大統領は“「公正な平和」についても話した”とSNSで明らかにした。ウクライナが一方的に譲歩を強いられるような戦争の終わり方は容認できないという立場を伝えたとみられる。フランスをはじめ、ヨーロッパ各国もトランプ氏が強引に戦争の終了を図ることで、ロシアを利することにならないか警戒している。トランプ氏の反応は明らかになっていない。