ノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大学の坂口志文特任教授が、授賞式を前にスウェーデンで記者会見を行った。会見で坂口さんは「社会全体が医学や医療研究の重要性を改めて認識してくれることを願っている。政府にも基礎研究を支援することの重要性を伝えた」などと話した。一方、ノーベル化学賞に選ばれた京都大学の北川進特別教授は現地の日本人補習校を訪問した。北川さんは自身が取り組む研究の内容について講義した。また坂口さんと北川さんはノーベル博物館の椅子にサインを行うなど、授賞式に向けたイベントが明日以降も予定されている。
