バングラデシュで学生たちによる激しいデモが起きて、およそ15年続いた強権的な政権が崩壊してから半年となった。暫定政権を率いる最高顧問で、ノーベル平和賞受賞者のムハマドユヌス氏がNHKのインタビューに応じ「一緒にバングラデシュの将来を作っていってほしい」と述べて、新たな国づくりへの日本の支援に期待を示した。人口およそ1億7000万のバングラデシュは、日本企業にとって有望な投資先で、すでに300社以上が進出している。治安が改善したことで企業の活動も再び活発化し、多くの若者たちの雇用などにも貢献することが期待されている。