片岡一則教授のがん治療の神研究。従来の抗がん剤では脱毛や吐き気など副作用が生じてしまう。理由は薬が血管に空いている穴を通りがん細胞だけでなく正常な細胞も攻撃するため。そこで片岡教授が目をつけたのは血管の穴の大きさ。そこで片岡教授はがん細胞の血管の穴だけが通れる大きさの抗がん剤を包むナノカプセルを開発。それにより抗がん剤を抗がん剤ががん細胞にだけ届くようになり副作用を軽減できるという。現在は臨床試験の段階。実用を目指し開発が進められている。そして2023年、ノーベル賞の登竜門であるクラリベイト引用栄誉賞を受賞した。今年、ノーベル賞受賞の期待が高まっている。