先週、メキシコ議会で披露された2基の棺。それは宇宙人の遺体とされ、持ち込んだのはUFO研究科のハイメ・マウサン氏だった。マウサン氏の主張では、2017年にナスカの地上絵付近で発見し、一体は1800年前、もう一体は700年前のもので、身長は60cm,3本の指に伸縮自在の首を持っていると説明したが、説明を聞いた国会議員は相手にしなかった。その後まさかの展開を見せた。メキシコシティでメキシコ海軍立ち会いのもと、このミイラを徹底的に調べることになり、X線検査で腹部に卵のようなものが見つかり、CTスキャンでは、組み立てられたものではなく単一の個体だ、組み立てや操作の痕跡はないといい、人工的に作られたものではないとした。ペルー政府は、このミイラを違法に国外に持ち出したとして、マウサン氏を刑事告発した。これにマウサン氏は、何も心配していないし違法なことは何もしていないなどと答えた。