畑の奥に見える白い建物は農機具小屋。無農薬農業をしていたおばあちゃんが2人の庭を見て、農具も小屋も含めて田んぼを全て譲ってくれたという。小屋の屋根は夫婦が廃棄パレットを再利用して増設した。小屋の中には農機具、足踏み式脱穀機、籾摺り機があった。田んぼではハッピーヒルと古代米の紅もち米を育てている。ハッピーヒルは雑草や風に強く、病気になりにくい生命力が強い品種。ワイルドな味がして、玄米で食べた方が美味しいという。4月の後半に種籾を浸水させ、プラグトレイに種籾を1粒ずつ植える。2週間育てたら稲苗を稲代田に移動、田んぼに水を引いて稲苗を移植する。収穫は10月の終わりくらい。年間800kg収穫できるという。